ハピネットがIR説明会開催、強固な4本柱が強み

株式

2021/2/26 11:33

 ハピネット<7552.T>が25日、オンラインで開催されたモーニングスター主催の「第4回オンラインIRフェア」においてIR説明会を行った。

 同社は玩具を中心に、ビデオゲーム、DVDソフト、アミューズメントゲーム筐体などの卸売事業を手掛ける。オリジナルの玩具、映像・音楽作品、ゲームソフトなどの企画・製作にも注力している。

 「玩具、映像・音楽、ビデオゲーム、アミューズメントと、強固な4本の事業の柱を持っている点が強み」(榎本誠一社長)。

 2021年3月期の第3四半期累計(20年4月-12月)決算は連結売上高2009億2700万円(前年同期比10.6%増)、営業利益42億9000万円(同41.8%増)で大幅な増収増益となった。

 玩具事業でコンビニエンスストア向け商品が好調に推移したほか、バンダイの「鬼滅の刃DX日輪刀」などヒット商品があった。また、ビデオゲーム事業は巣ごもり需要拡大で、「Nintendo Switch」のハードに加えて、「あつまれどうぶつの森」「リングフィットアドベンチャー」など関連ソフトが引き続き好調。

 「鬼滅の刃」関連商品、「Nintendo Switch」関連商品のヒットを受け、通期業績予想を上方修正している。売上高は従来予想の2400億円から2500億円(前期比7.1%増)に、営業利益は37億円から43億円(同67.2%増)に増額した。

提供:モーニングスター社

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