米ズームが急騰、第4四半期業績と22年度の強気見通しを好感

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2021/3/2 10:47

 米ウエブ会議サービス大手のズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM>が1日の時間外取引で、日中終値比8.31%高の443.70ドルと急騰した。日中も決算期待で9%超高と買われており、前週末から比べると18%超の上昇となる。同日引け後に発表した21年1月期第4四半期(20年11月-21年1月)の決算が好感された。

 第4四半期の売上高は前年同期の約5倍となる8億8238万ドル、純利益は同17倍の2億6039万ドル、調整後ベースの希薄化後1株当たり利益(EPS)は1.22ドル(前年同期は0.15ドル)となり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。新型コロナウイルス感染症の拡大を背景にした在宅勤務などの普及により、同社のビデオ会議サービスの需要が大きく拡大した。

 22年1月期第1四半期(21年2-4月)は、売上高で9億-9億500万ドル、調整後の純利益で2億9500万-3億ドル、調整後ベースの希薄化後EPSで0.95-0.97ドルを見込み、22年1月期の通期では売上高37億6000万-37億8000万ドル、同純利益11億2500万-11億4500万ドル、同EPS3.59-3.65ドルと予想している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

(イメージ写真提供:123RF)

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