凸版、広島大学およびプラチナバイオとゲノム編集支援オープンプラットホームのβ版を開発

株式

2021/3/5 17:03

 凸版印刷<7911.T>は5日、広島大学、プラチナバイオ(広島県東広島市)と、AI(人工知能)を活用し、ゲノム編集のデータ処理を簡易化するゲノム編集支援オープンプラットホーム「Genome Editing Cloud」β版を開発したと発表した。

 ゲノム編集とは、目的とする遺伝子を狙った特性に改変する技術。ゲノム編集に携わっている研究者は主に、生物学や医学を専門とし、膨大なゲノム情報を取り扱うことや解析が大きな負担となるため、ゲノム編集の研究開発が遅延する要因となっている。今回、三者はゲノム編集のデータ処理を簡易化し、研究開発をサポートするITツール「ゲノム編集支援オープンプラットフォーム」が求められているとして、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成事業で、その開発に取り組んできたという。

 5日の終値は、前日比10円高の円1762。

提供:モーニングスター社

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