<特集>続・3月の配当取り、狙い目は?(3)=ライト工業―コロナ禍でも順調な業績進ちょく

株式

2021/3/5 17:58

 ライト工業<1926.T>をマークしたい。同社は期末一括の配当予想で40円(前期実績41円)を計画。5日終値1799円に対する配当利回りは2.22%で、東証1部の平均利回り1.67%に対して、高い利回りとなる。21年3月期の連結業績は、売上高1025億円(前期比3.5%減)、営業利益91億円(同7.8%減)を据え置き。21年3月期第3四半期(20年4月-12月)決算で、通期の業績予想に対する進ちょく率は売上高で73.4%、営業利益で83.4%と順調に進ちょく。新型コロナウイルス感染拡大によるグループの業績に与える影響は、想定内に収まっているとし、通期業績は、計画通りの着地となりそう。

 株価は、8日に直近高値となる1804円を付けた後、利益確定売りに押されるているが、PBRは1.12倍で同社株が属する建設業の平均PBR1.01倍と比べ、割高感は小さい。

提供:モーニングスター社

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