8日の東京株式市場見通し=反発スタート後も堅調な展開か

国内市況

株式

2021/3/8 7:47

 予想レンジ:2万9000円-2万9300円(5日終値2万8864円32銭)

 8日の東京株式は、反発スタート後も堅調な展開か。前週末は下げ渋る動きをみせて取引を終了していたことや、現地5日の米国株式が反発した動きなどから、買い先行スタートとなろう。また、現地6日には、米上院で1.9兆ドル(約200兆円)の追加経済対策案を可決。下院での再審議を経た後に同法案が成立する見込みとなったことから、米経済の再生期待を先取りする格好で、しっかりした動きとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の前半(前週末5日は108円26-27銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円前後(同129円36-40銭)とやや円高の方向にある。前週末5日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日産自<7201.T>、ホンダ<7267.T>、三菱UFJ<8306.T>などが、5日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同5日の大阪取引所清算値比420円高の2万9180円だった。(高橋克己)

 8日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 1月国際収支

・14:00 1月景気動向指数

・15:00 2月景気ウォッチャー調査

【海外】(時間は日本時間)

・24:00 米1月卸売売上高

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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