<米国株情報>モルガンS、4月から富裕層向けビットコイン投資運用開始か

株式

2021/3/19 10:27

 証券大手モルガン・スタンレー<MS>がウェルスマネジメント(富裕層向け金融サービス)の一環として、富裕層の投資家が暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)に投資できるサービスを開始する方向で検討しているようだ。経済情報専門サイトのマーケットウォッチなどが17日、関係者の話として伝えた。

 投資家が資産運用リスクを分散化する方法として、ビットコインのインデックス・ファンド(商品指数連動型ファンド)である「FS NYDIG・セレクト・ビットコイン・ファンド」と「ギャラクシー・ビットコイン・ファンド」、「ギャラクシー・インスティテューショナル・ビットコイン・ファンド」に投資できるようにする。

 相場変動が激しいビットコインへの投資リスクに耐えうる十分な資産を保有していることが条件となっており、具体的にはモルガンSによって運用されている資産規模が最低200万ドルの富裕層に限定する。また、投資可能な額は顧客の純資産の2.5%以内という条件を設定し、最大でも500万ドルに制限する。

 モルガンSでは早ければ4月から実施する計画で、ビットコインに特化した投資信託ファンドの提供は大手金融機関としては同社が初となる。

 3本のファンドのうち、「FS NYDIG・セレクト・ビットコイン・ファンド」は資産運用大手FSインベストメンツとビットコイン運用大手NYDIGが運営、他の2本は仮想通貨運用大手ギャラクシー・デジタルが運営している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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