19日の東京外国為替市場=日銀のETF購入対象一部限定を受け、ドル・円軟化

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2021/3/19 15:04

 19日の東京外国為替市場でドル売り・円買い優勢となった。

 朝方、1ドル=108円90銭近辺だったドル・円は、事業会社の決済が集中しやすい実質の5・10日(ごとおび)だったこともあり、仲値決済に向けては国内輸入企業からのドル買い・円売りが入り、一時109円10銭まで上値を伸ばしたが、仲値通過は日経平均株価の下押しもあり軟化した。

 午後に入り、日銀の金融政策決定会合でETF(上場投資信託)の購入対象をTOPIX(東証株価指数)連動型に限定することを決定。日経平均株価の下げ幅が一時拡大し、ドル・円は瞬間的に乱高下したが、織り込みが進むとともにドル売り・円買い優勢となった。

 15時現在、108円88銭となっている。

提供:モーニングスター社

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