米国株式市場:米大統領がワクチン接種回数増を表明、NYダウ、ナスダック3日ぶり反発

株式

2021/3/26 7:46

 25日の米国株式は、反発した。NYダウが前日比199.42ドル高の3万2619.48ドル、ナスダック総合指数が同15.790ポイント高の1万2977.680ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億6277万株、ナスダック市場が54億9439万株だった。バイデン米大統領は就任後初の公式記者会見を行い、新型コロナワクチンの接種に関し、従来目標としていた4月末までに1億回を2億回に倍増させると表明。ワクチン普及による感染抑止が期待され、景気敏感株を中心に買われた。NYダウ採用銘柄では、ボーイング<BA>やアメリカン・エキスプレス<AXP>、トラベラーズ<TRV>などが、値上がり率の上位に入っている。米週間の新規失業保険申請件数は、季節調整済みで68万4000件となり、市場予想平均の73万件よりも良好だった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比240円高の2万8860円だった。

提供:モーニングスター社

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