【米国株動向】アメリカンタワーは配当株と成長株の両方の性質を持つ

投資をする際には、配当株もしくは成長株のどちらに投資するかを決めなければいけません。

成長株は、ビジネスを成長させるためにすべての資本を投資するため、配当は期待できません。

一方、高配当株は成熟した企業です。

この典型的な例としては、公益事業などがあげられます。

この両方に当てはまる企業を見つけるのは難しいですが、アメリカンタワー<AMT>はそれに該当します。

同社は2桁の成長を達成するとともに、配当も支払っています。

長期リースの電波塔は安定した売上

アメリカンタワーは、「電波塔」を所有・運営するリートです。

この分野においては、クラウン・キャッスル・インターナショナルと並び、米国で最大手の企業です。

アメリカンタワーは、AT&TやTモバイルなどの無線通信事業者に電波塔をリースしています。

これらのリースは通常5~10年の長期にわたります。

そして、解約率は2%程度しかありません。

電波塔の代わりを見つけるのは難しく、切替えコストが高いため、解約率が非常に低いのです。

同社は、5Gネットワ​​ークの展開と4Gのタワーの増加によって成長し続けています。この業界は、モバイルデータの需要が増加するにつれて、当面の間は成長すると思われます。

同社は2020年に米国とカナダで売上高の56%を生み出しました。

アメリカンタワーは一貫して成長しており、過去5年間で11%の年間成長率を達成しています。

アメリカンタワーはキャッシュフローの成長により、2020年に1株あたりの年間配当を1.81ドルから4.53ドルに増配しました。

アメリカンタワーは2021年の1株あたりキャッシュフローを約8.5%増やすことを目指しています。

2023年から2027年まで、同社はリース料を少なくとも5%値上げしようとしています。

さらに、アメリカンタワーは2021年に6,500もの新たな電波塔を建設する予定です。

アメリカンタワー株はコロナウイルスの影響を受ける

アメリカンタワーは、コロナウイルスの初期段階においてデータ関連企業が注目されたため、大きく上昇しました。

同社のガイダンスに基づくと、アメリカンタワーは1株あたりの予想キャッシュフローの約23倍で取引されています。

これは、この金利環境で2桁成長を達成している企業にとっては妥当といえます。

アメリカンタワーは四半期ごとに配当を引き上げています。

例えば、2019年第4四半期の1.01ドルから2020年第4四半期は1.21ドルに引き上げ、その後1.24ドルに増配しました。

これを年換算すると、配当利回りは2.3%になります。

そして、2021年には約15%増配する見通しを立てています。これほどの成長と配当の増加を期待できる銘柄は他にはないでしょう。

https://www.morningstar.co.jp/redirect/kabushiki_210122.htm

※この記事はモトリーフールジャパンからの許諾を受けて掲載しており、著作権は情報提供元に帰属します。

(イメージ写真提供:123RF)

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