ファーストリテが朝高後に下げ転換、戻り待ちの売りに押されたもよう

株式

2021/4/9 10:18

 ファーストリテイリング(ファーストリテ)<9983.T>が朝高後に下げ転換し、一時2370円安の8万8610円を付けている。8日引け後、21年8月期の連結業績(IFRS)予想で、売上収益と営業利益予想を上方修正。朝方は買いが先行したものの、戻り待ちの売りに押されたようだ。

 21年8月期業績予想で、売上収益を2兆2000億円から2兆2100億円(前期比10.0%増)に、営業利益を2450億円から2550億円(同70.7%増)に引き上げた。21年8月期第2四半期(20年9月-21年2月)までの業績進ちょくや、足元での業績動向を織り込んだ。

 21年8月期第2四半期(20年9月-21年2月)決算は、売上収益は1兆2028億6400万円(前年同期比0.5%減)だったが、営業利益は1679億8200万円(同22.9%増)と大幅な増益となった。

 午前10時16分時点の株価は、前日比2130円安の8万8850円。

提供:モーニングスター社

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