30日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、方向感の乏しい展開か

為替

2021/4/30 8:42

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円60銭-109円30銭

 30日の東京外国為替市場でドル・円は、方向感の乏しい展開になるとみられる。。

 29日の米国時間では、米1-3月期GDP(国内総生産)速報値が前期比6.4%増となった。市場予想の同6.7%増には及ばなかったが、個人消費の堅調さが確認され、米株式市場は買いで反応。米長期金利も一時急伸し、1ドル=109円近辺で上値の重たかったドル・円は一時109円21銭まで上昇した。ただ、米長期債の売りが一巡し金利が低下すると、ドル・円も再び109円を割り込んだ。

 30日東京時間では、ゴールデンウイークの連休の谷間ということもあり市場参加者が限られている。月末の実需筋の売買がある程度入るとみられるものの、ドル・円は上にも下にも振れにくい方向感の乏しい展開になりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:3月鉱工業生産、4月消費動向調査

米国:3月個人所得・個人支出

その他:中国4月製造業PMI(購買担当者景気指数)、ユーロ圏1-3月期GDP(国内総生産)、台湾市場休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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