タムロンが4日続伸し年初来高値、21年12月期第2四半期と通期の連結業績予想を上方修正

株式

2021/4/30 16:32

 タムロン<7740.T>が4日続伸。177円高の2418円を付け12日の年初来高値2306円を大きく更新した。28日引け後、21年12月期第2四半期(1-6月)と通期の連結業績予想を上方修正し、買い人気を集めた。

 第2四半期業績予想で、売上高を237億円から258億円(前年同期比23.5%増)に、営業利益を10億円から23億円(同2.8倍)に引き上げた。レンズ交換式カメラ市場で、ミラーレスカメラが前年同期比で大幅増へと転じ、交換レンズ市場も増加したことなどなどが寄与。通期予想では、売上高を540億円から561億円(前期比16.0%増)に、営業利益を44億円から53億円(同48.3%増)に増額。新型コロナウイルスの収束状況や、国内外の経済情勢に不透明感があるものの、足元の業績動向などを織り込んだ。第2四半期(4-6月)以降の前提為替レートは、1ドル=105円から107円に、1ユーロ=123円から126円に円安方向に見直している。

 30日の終値は、前営業日比125円高の2366円。

提供:モーニングスター社

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