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＜新興国ｅｙｅ＞ブラジル中銀週報：２２年末の政策金利見通しを６．２５％に引き上げ

新興国

2021/5/6 9:08

　ブラジル中央銀行が３日発表した経済週報「フォーカス・ブルティン」によると、同中銀の委託を受けて民間アナリストが予想した、中銀の５月５日会合時点の政策金利の見通しは前週予想の３．５０％に据え置かれた。据え置きは５週連続となった。２１年末時点の見通しも前週予想の５．５０％に据え置かれた。１カ月前は５．００％だった。２２年末時点の見通しは前週予想の６．１３％から６．２５％に引き上げられた。引き上げは２週連続、１カ月前は６．００％だった。

　ＩＰＣＡ（拡大消費者物価指数）で見た２１年のインフレ見通しは前週予想の５．０１％上昇から５．０４％上昇に引き上げられた。引き上げは４週連続、１カ月前の予想は４．８１％上昇だった。２２年の見通しも前週予想の３．６０％上昇から３．６１％上昇に引き上げられた。１カ月前の予想は３．５２％上昇だった。

　２１年実質ＧＤＰ（国内総生産）見通しは前週予想の対前年比３．０９％増から３．１４％増に上方修正された。上方修正は２週連続、１カ月前の予想は３．１７％増だった。また、２２年の見通しは前週予想の２．３４％増から２．３１％増に下方修正された。１カ月前の予想は２．３３％増だった。

　為替レートの見通しは、２１年末時点の見通しが前週予想の１ドル＝５．４０レアルに据え置かれた。据え置きは２週連続、１カ月前の予想は５．３５レアルだった。２２年末時点の見通しも前週予想の５．４０レアルに据え置かれた。１カ月前は５．２５レアルだった。

＜関連銘柄＞

　ボベスパ<1325.T>、ｉＳエマジン<1582.T>、上場ＭＳエマ<1681.T>、

　ｉＳ新興国<1362.T>、上場ＥＭ債<1566.T>

提供：モーニングスター社

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