7日の東京外国為替市場=ドル・円、109円を挟み小動き

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2021/5/7 15:01

 7日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円ちょうどを挟んだ小動きとなった。

 前日、複数のFRB(米連邦準備制度理事会)高官がテーパリング(量的金融緩和の縮小)観測を打ち消す発言を行ったことなどを受け、米長期金利が低下。日米金利差縮小が意識される中、7日朝方のドル・円は109円を割り込んだ。その後、日経平均株価が売り先行からプラス転換したほか、仲値決済に向け国内輸入企業からのドル買い・円売りが入ったことなどを受け、ドル・円は一時109円18銭まで上値を伸ばした。ただ、ドル買い一巡後は材料難となった。

 午後に入ると、米国時間に米4月雇用統計の発表が控えていることから次第に様子見ムードとなり、ドル・円は小動きが続いた。

 15時現在、109円10銭となっている。

提供:モーニングスター社

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