図研が大幅続伸し年初来高値、22年3月期は大幅増益見込みに配当の増額を計画

株式

2021/5/11 16:17

 図研<6947.T>が大幅続伸。249円高の3220円を付け2月8日の年初来高値3070円を大きく更新した。10日引け後、22年3月期の連結業績予想を発表。大幅な増益見込みと配当の増額計画を示し、買い人気を集めた。

 22年3月期業績は、売上高310億円(前期比7.6%増)、営業利益35億円(同21.0%増)を予想。AIの進化や通信の高速化などで、同社グループのソフトウエア技術を活用して取り組むべき事業領域は、今後も拡大していくとみている。配当は、中間期16円(前期実績15円)、期末16円(同15円)の合計32円(同30円)に増額する見込み。

 21年3月期決算は、売上高が288億1900万円(前期比1.6%減)、営業利益が28億9100万円(同14.7%減)だった。

 11日の終値は、前日比149円高の3120円。

提供:モーニングスター社

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