12日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値重い展開か

為替

2021/5/12 8:26

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円20銭-109円00銭

 12日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開とみる。インフレ懸念の高まりを背景に11日のNYダウが急落しており、リスクオフの円買いが優勢となりやすい。今晩の米国で発表予定の米4月CPI(消費者物価指数)への警戒感も意識されている。ただ、前日は日経平均株価が米国株に先行するかたちで大きく下落している。米CPIの発表を前に見送りムードも広がりそうで、日経平均が落ち着けばドル・円の下値も限られそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:3月景気動向指数

北米:米4月CPI(消費者物価指数)、米4月財政収支、米10年債入札

欧州:英1-3月期GDP(国内総生産)、ノルウェー1-3月期GDP、ユーロ圏3月鉱工業生産、スウェーデン4月CPI

その他:インドネシア市場が休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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