椿本チエインが急騰、22年3月期は大幅増益見通しに配当の増額を計画

株式

2021/5/12 16:18

 椿本チエイン<6371.T>が急騰し、一時280円高の3290円を付けた。11日引け後、22年3月期の連結業績予想を発表。大幅な増益見通しに配当の増額計画を示し、好感された。

 22年3月期業績は、売上高2250億円(前期比16.3%増)、営業利益160億円(同79.8%増)を予想する。新型コロナウイルス感染拡大が続く地域もあり、先行き不透明感があるものの、事業体制の強化や、安全・品質の向上に取り組むことで、収益を確保する方針。前提となる為替レートは、1ドル=107円、1ユーロ=130円としている。配当は、中間期50円(前期実績30円)、期末60円(同45円)の合計110円(同75円)に増額すことを見込む。

 21年3月期決算は、売上高が1933億9900万円(前期比14.6%減)、営業利益が88億9600万円(同44.9%減)だった。

 12日の終値は、前日比155円高の3165円。

提供:モーニングスター社

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