荏原実業が3日ぶり反発、21年12月期第1四半期は大幅な増収増益で着地

株式

2021/5/12 16:19

 荏原実業<6328.T>が3日ぶりに反発し、一時450円高の5320円を付けた。11日引け後、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結決算を発表。大幅な増収増益で着地し、買い人気を集めた。

 第1四半期決算は、売上高が147億2500万円(前年同期比)、営業利益が35億4400万円(同74.0%増)だった。環境関連で、売上高が感染症対策製品の増加などにより増加し、セールスミックスの変動による売上総利益率の上昇も寄与。水処理関連は、上下水道設備の更新案件の増加に加え、雨水排水施設などの国土強じん化需要も増加し堅調に推移した。

 21年12月期業績予想は、売上高330億円(前期比9.1%増)、営業利益34億円(同5.8%増)を据え置いている。

 12日の終値は、前日比420円高の5290円。

提供:モーニングスター社

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