(再送)14日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、米4月小売売上高発表を控え様子見か

為替

2021/5/14 8:41

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円90銭-109円90銭

 14日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円台半ばでもみ合うものとみられる。

 13日の米国時間では、米4月PPI(生産者物価指数)が市場予想を上回ったものの、前日の強い米4月CPI(消費者物価指数)でインフレへの懸念は織り込み済みで、PPI発表後は次第に米長期金利が低下。ドル・円も下押しした。

 14日東京時間では、前日に米株式市場が反発した流れを受け継ぎ、日経平均株価が買い先行で始まりそうで、ドル・円をサポートするものとみられる。ただ、米国時間には米4月小売売上高などの発表が控えていることから、次第に様子見ムードとなりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:4月マネーストック、オプションSQ(特別清算指数)算出日

米国:4月小売売上高、4月輸出入物価、4月鉱工業生産・設備稼働率、5月ミシガン大学消費者マインド指数・速報値、カプラン・米ダラス連銀総裁がシンポジウムに出席

その他:インド4月WPI(卸売物価指数)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ