日経平均は418円程度高、買い先行後も堅調な動きが続く=14日寄り付き

 14日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前日比418円程度高い2万7866円前後で推移する。午前9時17分には、同498円55銭高の2万7946円56銭を付けている。直近3日間で2070円強の値下がりとなっていた反動や、現地13日の米国株が反発したことなどから、買いが優勢となったようだ。その後も、買い戻しの動きが出ているもようで、堅調な展開となっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比220円高の2万7700円だった。

 業種別では、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が上昇。SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も高い。ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株や、帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株も堅調。コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株も上げている。

 個別では、ADWAYS<2489.T>、ニコン<7731.T>、ジャックス<8584.T>、IHI<7013.T>、CKD<6407.T>などが上昇。半面、フロンティM<7038.T>、GDO<3319.T>、東邦鉛<5707.T>、ピジョン<7956.T>、レアジョブ<6096.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=109円台の半ば(13日は1ドル=109円66-68銭)、1ユーロ=132円台の前半(同132円53-57銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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