品川リフラが3日ぶり大幅反発、22年3月期は2ケタ営業増益に配当の増額を計画

株式

2021/5/14 16:08

 品川リフラクトリーズ<5351.T>が3日ぶりに大幅反発。510円高の3600円を付け、5月11日の年初来高値3350円を大きく更新した。13日引け後、22年3月期の連結業績予想を発表。2ケタの営業増益見通しに、配当の増額計画を示し、買い人気を集めた。

 22年3月期業績は、売上高1080億円(前期比10.0%増)、営業利益85億円(同17.0%増)を予想。国内粗鋼生産量は、21年度にやや回復を見せるものの、大手高炉メーカーを中心に、高炉など主要設備の休止を前倒しで行う動きが生じていることから、耐火物業界にも大きな影響が生じる可能性があり、予断を許さないとみている。配当は、中間期95円(前期実績45円)、期末95円(同65円)の合計190円(同110円)に増額する見込み。

 21年3月期決算は、売上高が999億6900万円(前期比16.0%減)、営業利益が72億8500万円(同24.1%減)だった。

 14日の終値は、前日比420円高の3525円。

提供:モーニングスター社

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