17日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、底堅い展開か

為替

2021/5/17 8:24

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円90銭-109円80銭

 17日の東京外国為替市場で、ドル・円は底堅い展開とみる。前週末の海外時間は米長期金利の低下を受けたドル売りが出た一方、米国株が急上昇したためリスクオンのドル買いが下値を支え、ドル・円は1ドル=109円台半ばでもみ合った。週明けの東京市場では日本株の上昇が見込まれ、ドル・円をサポートしそう。ただ、米国のインフレ懸念も根強い。米経済指標の良し悪しへの反応が強いことから様子見ムードも広がりやすく、米長期金利の動向をにらみながらの展開が続きそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:4月企業物価指数、4月工作機械受注額

アジア:中国4月工業生産高、中国4月小売売上高、中国4月固定資産投資、中国4月不動産開発投資、タイ1-3月期GDP(国内総生産)

北米:米5月NY連銀製造業景気指数、米5月NAHB(全米住宅建設業協会)住宅市場指数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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