石原ケミカルが続伸、22年3月期業績は大幅な営業増益見通しに配当の増額を計画

株式

2021/5/17 16:08

 石原ケミカル<4462.T>が続伸し、123円高の2246円を付けた。前週末14日引け後、22年3月期の連結業績予想を発表。大幅な営業増益見通しに配当の増額を計画し、買い人気を集めた。

 22年3月期業績は、売上高186億3000万円(前期比9.8%増)、営業利益20億4000万円(同19.6%増)を予想する。金属表面処理剤および機器等では、対応する電子部品業界で車載、スマートフォン関連の増産が予想され、新規分野では、装飾用めっき液などが、既存分野では、ウエハバンプめっき液や中性錫めっき液の拡販や、新規大手メーカーの獲得を目指す。配当は、中間期23円(前期実績20円)、期末23円(同23円)の合計46円(同43円)に増額する見込み。

 21年3月期決算は、売上高が169億6700万円(前期比1.1%増)、営業利益が17億500万円(同17.8%増)だった。

 17日の終値は、前週末比700円高の3815円。

提供:モーニングスター社

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