アーレスティが急落、22年3月期は損益の大幅改善を見込むも全体安に押される

株式

2021/5/19 14:45

 アーレスティ<5852.T>が急落。18日引け後の決算発表で、22年3月期の連結営業損益に大幅な改善を見込んだが全体安に押される展開。株価は前日比44円安の447円まで値を下げている。

 21年3月期は、売上高929億7300万円(前期比22.9%減)、営業損益25億5400万円の赤字(前期は7億6400万円の黒字)。赤字ではあるが、2月8日に自動車販売台数の回復を主因に上方修正した数値よりやや強含みで着地した。続く22年3月期は売上高1100億円(収益認識に関する会計基準を適用するため増減比較はない)、営業利益18億円を計画。上期(21年4-9月)においてアルミ地金価格の急激な高騰による影響や半導体不足による自動車生産の減産影響が予想される中、下期(21年10月-22年3月)より徐々に経済活動の正常化が進むことを想定している。

 午後2時38分現在の株価は37円安の454円。

提供:モーニングスター社

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