20日の債券市場見通し=上値抑制の展開か

債券

2021/5/20 8:26

予想レンジ:債券先物中心限月(21年6月限)151.30円-151.50円、長期国債利回り0.070%-0.080%

 20日の債券市場は、上値に重さが残る展開か。前日の米国債は反落となったが、ビットコインなど暗号資産の急落を受けたリスク回避ムードが広がり、質への逃避的な買いが下値を支えた。

 国内先物・夜間取引は、米国債に連れ安する形で反落した。米国債や先物・夜間取引の軟調地合いを引き継ぎ売りが先行しそうだ。日銀・長期国債買い入れオペが結果が無難となれば、相場のサポートになる見込み。ただ、明日の20年国債、25日の流動性供給入札、27日の40年国債と、「月後半の入札ラッシュによる供給圧力が意識されやすく、上値の重い相場展開になりそうだ」(銀行系証券)との見方。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ