クボタが4日ぶり反発、水戸証は「B+」継続、目標株価は3000円に引き上げ

株式

2021/5/24 16:15

 クボタ<6326.T>が4日ぶりに反発。水戸証券では21日付で、投資判断「B+」(やや強気)を継続、目標株価は2700円から3000円に引き上げている。

 同証券では連結業績について、21年12月期は売上高2兆1200億円(前期比14.3%増、会社側計画は2兆500億円)、営業利益2450億円(同39.7%増、同2200億円)、22年12月期は売上高2兆2300億円、営業利益2700億円と試算。21年12月期は、好調なスタートや6月中間期計画に対する進捗率が売上高52%、営業利益65%と良好なことを考えると、会社側計画からの上振れが期待されようとコメント。北米はコロナによる巣ごもり需要の反動が下期に表れる可能性があるものの、郊外移住に伴う住宅関連市場が良好な足下の状況を考えると大幅な悪化は避けられようとしている。好調なアジアやオーストラリアも悪化する兆候はないと思われ、堅調が期待できるとしている。

 また、「北米では港湾の混雑などによる出荷遅れや、小売り好調による在庫逼迫がリスクとして懸念されるものの、同業他社も同様な状況の模様から、機会ロスは小さい」としている。

 24日の終値は、前週末比61円高の2559円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ