<今日の仮想通貨市況>XRP急伸、SECによるリップルへの情報開示請求を裁判所が却下

仮想通貨

2021/6/1 9:48

 6月1日午前9時45分現在の主要暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=412万8923円(過去24時間比6.43%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=29万8038円(同15.00%高)など買い優勢となっている。

 5月30日、XRP(XRP)が有価証券に当たるとしてXRPの国際送金ソリューションを提供する米リップル社に求めていた内部資料開示請求をニューヨーク南部地区連邦地方裁判所が却下したことが明らかになり、31日から6月1日にかけてはリップル優勢を好感するXRP買いが強まっており、1日午前9時45分現在で過去24時間比18.41%高となっている。

 このほか、東南アジア最大手DBS銀行が31日、1500万シンガポールドル(約12億4300万円)分のデジタル債をSTO(セキュリティー・トークン・オファリング)によって初めて発行したことが話題となっている。同デジタル債は6カ月満期(クーポンレートは年率0.6%)となっており、傘下の仮想通貨取引所DBSデジタルエクスチェンジ(DDEx)を通じて提供される。流通市場では、DDEx会員や顧客である機関投資家や適格投資家を対象に取引可能となる。なお、DDExではすでに、BTC、ETH、XRP、ビットコインキャッシュ(BCH)の4通貨の現物取引を行っており、31日から1日にかけて4通貨が買われている。

(イメージ写真提供:123RF)

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