4日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、110円台前半で底堅い展開か

為替

2021/6/4 8:42

ドル・円予想レンジ:1ドル=109円80銭-110円60銭

 4日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=110円台前半を中心に底堅く推移するとみられる。

 3日、米5月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計、5月ISM(米サプライマネジメント協会)非製造業景況指数がいずれも市場予想を上回り、テーパリング(量的金融緩和の段階的縮小)観測が意識され米長期金利が上昇。ドル・円は米長期金利上昇にツレて、フシ目の110円台乗せを果たした。

 4日東京時間では、米長期金利が1.6%台で推移するのを背景にドル・円は底堅く推移しそう。また、米5月雇用統計が目前に控えていることもあり、ドル・円が上値を追う動きは限られるとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:特になし

米国:5月雇用統計、4月製造業受注

その他:インド準備銀行金融政策決定会合

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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