11日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、109円台前半で小動きか

為替

2021/6/11 8:42

ドル・円予想レンジ:1ドル=109円00銭-109円80銭

 11日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=110円台前半を中心に小動きとなりそうだ。

 10日、米5月CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回り、一時ドル買い・円売りで反応する場面があったが、FRB(米連邦準備制度理事会)がテーパリング(量的金融緩和の段階的縮小)を急ぐほど強くはないとの見方が広がると、ドル・円は米長期金利の低下とともに軟化した。

 11日東京時間では、米5月CPIを通過し一服感が広がりやすい。加えて、欧米時間にG7(主要7カ国)首脳会議が控えていることもあり、次第に様子見ムードが強まる展開になるとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:4-6月期法人企業景気予測調査、メジャーSQ(特別清算指数)算出日

米国:6月ミシガン大学消費者マインド指数

その他:G7首脳会議(英開催、-13日)、ロシア金融政策決定会合

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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