<特集>6月の配当取り、この銘柄で(4)=洋インキHD―中期利益成長力に期待、テクニカル好転の流れに

株式

2021/6/11 17:20

 東洋インキSCホールディングス<4634.T>に狙い目がある。21年12月期は6月中間期、期末ともに45円を予定し、中間期ベースの配当利回りは2.1%強。同じ東証1部銘柄・単純平均の年間配当利回り1.78%(10日時点)を上回る水準になる。PERは16倍台と平均並みだが、PBRは0.5倍台と割り負け感がある。

 今期連結業績予想は、売上高が2700億円(前期比4.8%増)、営業利益が140億円(同8.4%増)と増収増益転換を見込む。色材・機能材関連事業において、ディスプレー向けや自動車用などに需要が増え、ポリマー・塗加工関連事業なども健闘する見通しだ。伸び率自体はパッとしないが、中期経営3カ年計画では最終年度の23年12月期に営業利益220億円を目指す。これは決算期変更前の14年3月期に記録した最高利益197億2800万円を塗り替えるもので、中期的な成長力が期待される。

 株価は、4月12日に年初来高値2169円を付けた後、いったん調整を入れたが、2000円近辺では下値抵抗力を示し、出直り足にシフト。足元では、日足一目均衡表の「雲」上限を突破し、テクニカル好転の流れにある。ちなみに、4日申し込み現在の信用取引残高は買い残が12万8900株、売り残が3万9300株と買い長状態ながら、同日報告分の株券等貸借週末残高によると、カラ売りにつながる貸付残高が有担保・無担保合計で21万株強に上り、買い戻し思惑も秘めている。

提供:モーニングスター社

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