<米国株情報>マイクロソフトとアメリカン航空、「空飛ぶクルマ」の英ベンチャー企業に出資へ

株式

2021/6/14 10:13

 「空飛ぶクルマ」と呼ばれる電動垂直離着陸機(eVTOL)ベンチャーの英バーティカル・エアロスペースは10日、マイクロソフト<MSFT>とアメリカン航空<AAL>からの出資を受け入れ、自社製のeVTOLを優先的に供給することで合意したと明らかにした。

 バーティカルは21年下期(7-12月)にニューヨーク証券取引所に新規上場する予定で、3億9400万ドルの資金を調達する計画だが、上場時にマイクロソフトのベンチャーキャピタルM12とアメリカン航空が特定少数の投資家向けの私募発行形式(PIPE)により出資する。上場後のバーティカルの企業価値は22億ドルになると推定されている。

 バーティカルが開発したプロトタイプ(実証)機「VA-X4」は、最高速度が毎時202マイル(325キロメートル)、航続距離が1回の満充電で100マイル(約160キロメートル)、5人乗りとなっている。今後、EU(欧州連合)の航空規制当局である欧州航空安全機関(EASA)から商業飛行に必要な型式認定を取得し、24年から商業運航を開始する予定だ。

 現在、バーティカルはアメリカン航空のほか、アイルランドの航空機リース大手アボロンや複合企業大手ヴァージン・グループ傘下の英航空大手ヴァージン・アトランティックから計1000機、金額で40億ドル(約4400億円)の予約注文を受けている。アメリカン航空はバーティカルに2500万ドルを出資し、250機のVA-X4を10億ドルで購入するが、アメリカン航空はさらに優先的に発注・調達が可能な100機のオプション(特別発注)も取得している。バーティカルでは年間100機の製造・販売により、収支がトントンとなり、キャッシュフローも安定するとしている。

<関連銘柄>

NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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