15日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、110円ちょうど近辺で底堅い展開か

為替

2021/6/15 8:41

ドル・円予想レンジ:1ドル=109円60銭-110円40銭

 15日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=110円ちょうど近辺で底堅い展開とみる。米長期金利の上昇が材料となった海外時間の流れを引き継いでドル買い・円売りが先行する見通しだが、15-16日のFOMC(米連邦公開市場委員会)を前に動きにくく、上値は限られそう。米国では5月小売売上高など重要な経済指標の発表も控えるが、好結果となればリスクオンのドル買いを誘う一方、テーパリング(量的金融緩和の段階的縮小)懸念が強まればドル・円の上値は重くなるだろう。

<主な経済指標・イベント>

国内:4月第三次産業活動指数

北米:米5月小売売上高、米5月PPI(生産者物価指数)、米5月鉱工業生産指数、FOMC(米連邦公開市場委員会)1日目

欧州:英5月雇用統計、独5月CPI(消費者物価指数)改定値、ユーロ圏4月貿易収支

その他:RBA(豪準備銀行)理事会議事要旨、ロシア1-3月期GDP(国内総生産)改定値

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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