16日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、110円ちょうど近辺でもみ合いか

為替

2021/6/16 8:22

ドル・円予想レンジ:1ドル=109円80銭-110円20銭

 16日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=110円ちょうど近辺でもみ合いとみる。米国市場では手掛かり材料難でこう着感が強かった。FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表を控えて見送りムードが強く、東京市場でもこの流れを引き継ぎ、売り買いともに積極性の乏しい展開が予想される。FOMCの結果はふたを開けてみなければ分からないが、公表直後は急動意する可能性もあり、イベント通過を前した手じまいの動きには注意したい。

<主な経済指標・イベント>

国内:5月貿易統計、4月機械受注

アジア:中国5月鉱工業生産、中国5月小売売上高

北米:米5月住宅着工件数、FOMC(米連邦公開市場委員会)結果公表、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が会見

欧州:英5月CPI(消費者物価指数)、

その他:ブラジル中銀が政策金利を発表、米ロ首脳会談、南ア市場が休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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