<新興国eye>トルコ4月総売上高指数、前月比1.8%低下―前年比96.9%上昇

新興国

2021/6/16 11:19

 トルコ統計局が11日発表した4月総売上高指数(15年=100)は、前月比1.8%低下と、3月の同5.5%上昇から急減速した。新型コロナの感染が再拡大し、ロックダウン(都市封鎖)が再実施されたことが影響した。

 同指数は新型コロナの悪影響を最も強く受けた20年の4月の前月比24.8%低下から5月は同15.2%上昇と、上昇に転じた。12月は同0.4%低下と、8カ月ぶりに低下したが、21年に入り、1月から再び上昇に転じていた。前月比で減少したのは20年12月以来4カ月ぶり。

 セクター別では、感染拡大の悪影響を受けにくい鉱工業が前月比で3.9%上昇と、最も高い伸びとなった。一方、最も大きなマイナス成長となったのは貿易業で5.4%低下。次いでサービス業の2.7%低下(うち、ホテル・レストランは23.9%低下)、建設業の0.1%低下となっている。

 一方、前年比は96.9%上昇と、3月の50.4%上昇を上回り、伸びが急加速した。これは前年同月の伸びが20.3%低下と、低かったため高めの数値が出る、いわゆるベース効果によるものだ。

 トルコ政府は4月、新型コロナ感染が再拡大し始めたため、イスラム教のラマダーン(断食月)期間(4月13日-5月12日)の最初の2週間(4月28日まで)に限定した全国ロックダウン(都市封鎖)を再導入している。

 総売上高指数は鉱工業(鉱業と製造業)や建設業、貿易業、サービス業の売上高を指数化したもので、経済状況を示す。

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 上場MSエマ<1681.T>

提供:モーニングスター社

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