米国株式市場:FOMCで早期利上げへの警戒感が台頭、NYダウ3日続落、ナスダックは続落

株式

2021/6/17 7:46

 16日の米国株式は、NYダウが前日比265.66ドル安の3万4033.67ドルと3日続落、ナスダック総合指数が同33.173ポイント安の1万4039.684ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億6118万株、ナスダック市場が47億6987万株だった。

 注目されたFOMC(米連邦公開市場委員会)は、ゼロ金利と量的緩和政策の継続を決定した。ただ、FOMC参加者18人による政策金利予想では、13人が23年の利上げを見込み、前回3月の7人から大幅に増加。早期利上げへの警戒感が台頭し、売りが優勢となった。NYダウ採用銘柄では、ダウ(旧ダウ・デュポン)<DOW>やウォルマート<WMT>、3M<MMM>などが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比80円高の2万9330円だった。

提供:モーニングスター社

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