米国株式市場:国債利回りの低下でナスダックが3日ぶり反発、NYダウは4日続落

株式

2021/6/18 7:46

 17日の米国株式は、NYダウが前日比210.22ドル安の3万3823.45ドルと4日続落、ナスダック総合指数は同121.666ポイント高の1万4161.350ポイントと3日ぶりに反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億9595万株、ナスダック市場が53億3218万株だった。

 前日16日に公表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)の政策金利予想で、23年に2回の利上げ見込みが示されたことが引き続き意識された。景気敏感株が売られ、NYダウは一時、405ドルを超える下げをみせる場面もあった。一方、米10年物国債の利回りが低下(価格は上昇)したことを受け、相対的な割高感が後退したハイテク株に物色の矛先が向かい、アマゾン・ドット・コム<AMZN>やアップル<AAPL>、マイクロソフト<MSFT>などが買われ、ナスダック総合指数の上昇を支えた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比125円高の2万9125円だった。

提供:モーニングスター社

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