<米国株情報>GM、25年末までのEV関連投資額を350億ドルに引き上げ

株式

2021/6/18 10:26

 米自動車最大手ゼネラル・モーターズ<GM>は16日、25年末までの電気自動車(EV)関連投資額を従来の270億ドルから350億ドル(約3兆8600億円)に引き上げる方針を明らかにした。

 GMは米国内のオハイオ州とテネシー州の2カ所にEV向け充電池の生産工場を建設する予定だが、さらに2工場を追加建設する計画で、メアリー・バーラCEO(最高経営責任者)は声明文で、25年末までに全世界で年間100万台超のEV生産を目指すとした。また、米国でのEV・SUV(多目的スポーツ車)の増産や北米市場向けに完全プラグインの電動トラックを生産ラインに加えることも明らかにした。

 GMは2月14日にシボレーブランドのEV「ボルトEV」とその上位モデルの「ボルトEUV」を発表しているが、EV需要が高まれば現在建設中の2工場だけでは十分な量を確保できない見通しとなっている。

 また、GMは21年12月期第2四半期累計(1-6月)の業績見通しについて、調整後の税引き前利益を従来予想の55億ドルから85億-95億ドルに上方修正した。下期(7-12月)の業績見通しについては8月4日の第2四半期(4-6月)決算の発表時に示すとしている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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