18日の東京外国為替市場=ドル・円は110円前半でもみ合い、日銀金融政策決定会合は無風通過

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2021/6/18 15:01

 18日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=110円前半を中心にもみ合った。

 朝方110円20銭近辺だったドル・円は、仲値設定に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入り、一時110円32銭近辺まで上値を伸ばした。その後は、日経平均株価が上げ幅を縮めマイナス圏に転じる動きになったのにツレて、ドル・円は軟化した。午後に入り、日銀が金融政策決定会合で現在の金融緩和政策を据え置くことを決めたが、すでに織り込み済みで、ドル・円の反応は限定的。その後、株式市場大引け間際にイラン大統領選で反米強硬派のライシ師優勢と伝わるとドルが売られ、ドル・円は一時110円ちょうどを割り込んだ。

 15時現在、110円04銭となっている。

提供:モーニングスター社

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