<米国株情報>フォードCEO、第2四半期の調整後EBITは「大きく改善」と

株式

2021/6/21 10:25

 自動車大手フォード・モーター<F>のジム・ファーリーCEO(最高経営責任者)は17日、ドイツ銀行主催の自動車業界の会合で、7月28日発表予定の21年12月期第2四半期(4-6月)決算について、本業のもうけを示す調整後EBIT(利払い・税引き前利益、特別損益除く)が会社予想や前年同期の19億ドルの赤字から「大きく改善する見通し」と明らかにした。

 半導体不足による減産により新車価格が上昇した一方で、中古車オークションでの落札価格も上昇したため、傘下のフォード・クレジットの業績が改善した。コストも計画以上に抑制できているという。

 同社は4月予想時点で通期の調整後EBITの見通しを55億-60億ドルとしていた。この中には半導体不足による10-20%の減産の影響額10億-25億ドルが含まれている。

 一方、純利益については、前年同期の11億ドルを下回り、大幅減益となる見通し。これは前年同期にAI(人工知能)ソフト・ロボット開発のベンチャー企業アルゴAIへの投資換算益35億ドルが加えられた反動が大きい。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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