日経平均は953円安と大幅に4日続落、全面安に今年2番目の下げ幅、一時2万8000円割れ=21日後場

 21日後場の日経平均株価は前週末比953円15銭安の2万8010円93銭と大幅に4営業日続落。全面安に今年2番目の下げ幅となった。朝方は、リスク回避の売りが先行した。米利上げ前倒し観測が強まり、前週末の米国株式が下落したことを嫌気した。株価指数先物に断続的な売りが出て下げ幅を拡大し、後場入り直後には2万7795円86銭(前週末比1168円22銭安)まで下押した。時間外取引で米株価指数先物が安く、円高・ドル安も重しとなった。売り一巡後は、下げ渋ったが、戻りは限定された。

 東証1部の出来高は13億108万株、売買代金は2兆9466億円。騰落銘柄数は値上がり123銘柄、値下がり2044銘柄、変わらず26銘柄。

 市場からは「下げ幅が大きく、前週末のNYダウ安と時間外(日本時間21日)のダウ先物安とを合わせたようなイメージだ。5月安値をにらみ押し目買いゾーンにあるが、22日にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を控え、あす様子見になりやすい」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、住友ゴム<5110.T>、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、信越化<4063.T>、三菱ケミHD<4188.T>、住友化学<4005.T>などの化学株が下落。T&DHD<8795.T>、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も売られた。三菱倉<9301.T>、住友倉<9303.T>などの倉庫運輸関連株や、伊藤忠<8001.T>、三井物産<8031.T>、丸紅<8002.T>などの卸売株も軟調。JPX<8697.T>、クレセゾン<8253.T>などのその他金融株や、板硝子<5202.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株も安い。

 半面、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株が引き締まった。

 個別では、大紀アルミ<5702.T>、名村造<7014.T>、富山銀行<8365.T>、レシップHD<7213.T>、ダントーHD<5337.T>などの下げが目立った。半面、タムラ製<6768.T>、トレックスS<6616.T>、大同工<6373.T>、NCHD<6236.T>、テモナ<3985.T>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、32業種が下落した。

(写真:123RF)

提供:モーニングスター社

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