<米国株情報>アメリカン航空、人手不足で約300便の運航を休止

株式

2021/6/22 10:36

 航空大手アメリカン航空<AAL>は19-20日の2日間にわたり、フライト全体の3-4%に相当する約300便のフライトをキャンセルしたことを明らかにした。パイロットや客室乗務員など運航に必要な人員不足が主な理由。

 また、同航空では今後も7月前半にフライト全体の1%を減便する計画だ。同社は「旅客需要の急増と人員手当ての遅れによる労働者不足も加わった」として、7月中旬まではフライト調整により安定して運航できる体制を再構築する必要があるとしている。

 同航空ではパイロット不足に対応するため、秋から年末までに約300人のパイロットを新規に雇用し、22年にはパイロットの新規雇用者数を約600人に倍増する計画を明らかにしている。ただ、現在は休職中のパイロットを呼び戻している途中で、また、実際に乗務できるまでには復帰後5日間の再訓練が必要なため、時間がかかる見通しとなっている。

 同業他社も同様で、ユナイテッド航空ホールディングス<UAL>も5月から約300人のパイロットの雇用を再開。格安航空大手ジェットブルー航空<JBLU>も秋からパイロットの新規雇用を再開する計画を明らかにしている。

 航空業界だけでなく、米国では経済再開により企業からの求人数が急増する一方で、労働者不足で採用数は横ばいとなっており、深刻な労働需給のミスマッチが起きている。労働省が6月8日に発表した4月雇用動態調査(JOLTS)では、非農業部門の求人件数が928万6000件と、2000年12月の統計開始以来最高を更新したが、採用者数は607万5000件にとどまる。政府の失業保険給付の割り増し給付やコロナ禍における早期退職などで特に熟練労働者が不足している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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