島津製、新型コロナ重症化への関連性を示唆するバイオマーカーを6分で測定するシステムを発売

株式

2021/6/22 16:22

 島津製作所<7701.T>は21日、新型コロナ重症化への関連性を示唆するバイオマーカーを6分で測定する「修飾ヌクレオシド分析システム」用メソッドパッケージを発売すると発表した。

 同製品および同社製トリプル四重極型液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS/MS)、アイスティサイエンス製の自動検体前処理装置「SPL-W100-v2」で構成する「修飾ヌクレオシド分析システム」は、新型コロナウイルス感染症の重症化への関連性を示唆するバイオマーカー(2種類の修飾ヌクレオシド)を6分以内に測定できるという。今後は、熊本大学と修飾ヌクレオシド関連の研究に注力し、ミトコンドリア病をはじめとするさまざまな疾患のバイオマーカーを探索するとともに、社会実装に向けたメソッドの標準化や全自動分析システムの開発に挑むという。

 22日の終値は、前日比105円安の4165円。

提供:モーニングスター社

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