PC関連株に買い先行、「ウィンドウズ11」発表で思惑

株式

2021/6/25 9:33

 パシフィックネット(PCNET)<3021.T>が大幅に4連騰したほかMCJ<6670.T>が年初来高値を更新するなど、パソコン(PC)関連銘柄に買いが先行している。米マイクロソフト<MSFT>がOS(基本ソフト)の新製品「ウィンドウズ11」を発表し、思惑につながったようだ。

 MSFTのOS刷新は約6年ぶり。現行の「10」からは無償でアップグレードできるが、64ビットプロセッサや4ギガバイトメモリなどPCの最低要件がある。

 PCの買い替えやレンタル、ITサービスに関連需要が発生する可能性があるとの見方でレンタル大手のPCNETが一時前日比6.4%高の2970円を付けたほか、MCJも1192円(2.6%高)まで上昇して2004年以来の水準となった。

 このほか、PC販売のアプライド<3020.T>、ITサービスのダイワボウホールディングス<3107.T>、メモリーなどを手掛けるAKIBAホールディングス<6840.T>なども高い。

提供:モーニングスター社

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