<米国株情報>ビザ、スウェーデンのフィンテック大手を約2400億円で買収へ

株式

2021/6/25 10:02

 クレジットカード最大手ビザ<V>は24日、スウェーデン金融大手スカンジナビスカ・エンスキルダ銀行傘下のフィンテックベンチャー大手ティンクを18億ユーロ(約2400億円)で買収合意したと発表した。

 ティンクは、金融サービスアプリ(API)を通じて金融機関が保有する顧客データを提携企業が利用できるオープンバンキングと呼ばれるシステムのアプリやプラットホームを開発している。現在、欧州で3400超の銀行と約2億5000万人の顧客を結ぶオープンバンキングのプラットホームを提供している。

 ビザは20年1月、ティンクと同様にオープンバンキング事業を進めているフィンテックベンチャーのプレイド(サンフランシスコ)を53億ドル(約5900億円)で買収すると発表したが、米司法省が同11月、独占禁止法上の観点から反対し、ビザは買収を断念していた。

 ビザのティンク買収は欧米規制当局の審査が必要だが、買収完了後、ティンクは存続会社としてこれまで通りの事業を継続する。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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