1日の東京外国為替市場=ドル・円、111円台前半でこう着

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2021/7/1 15:01

 1日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=111円前半の狭いレンジでこう着する展開となった。

 前日6月30日米国時間で、米6月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計が市場予想を上回り、米雇用環境好転の兆しとの受け止めからドル買い・円売りが進んだ流れを受け継ぎ、1日東京時間序盤にドル・円は一時111円16銭まで上値を伸ばす場面があったが、もう一段の上値を追うには材料が乏しく、その後はやや軟化。111円ちょうど付近ま下押しすると、ドル・円は切り返す動きをみせたが、米6月ISM製造業景況指数の発表を控えていることもあり、次第に様子見ムードに。結局、レンジ20銭に満たない小幅な値動きにとどまった。

 15時現在、111円11銭となっている。

提供:モーニングスター社

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