ダイセキが反発、大和証は「1」継続、目標株価は5300円に引き上げ

株式

2021/7/2 16:40

 ダイセキ<9793.T>が反発。大和証券では1日付で、投資判断「1」(買い)を継続、目標株価は5200円から5300円に引き上げている。

 短期的には単価改善などによる業績上ブレ期待が高まってきたとコメント。受入量拡大期のバリュエーション30倍程度は許容されると考え、22年2月期同証券予想連結一株利益175.2円に同水準を付与し、目標株価5300円は設定されている。

 緊急事態宣言の影響で遅延した案件などの積み上げにより、第2四半期(21年6-8月)以降は一段の利益上ブレが期待できると予想。また、08年以来となる株式分割を発表、実質増配となる株主還元策効果に加えて、今後継続化することで流動性の改善効果も期待されるとし、環境関連の主力銘柄として引き続き推奨するとしている。

 同証券業績予想に変更はなく、連結営業利益について、22年2月期116億円(前期比13.2%増、会社側計画は114億円)、23年2月期130億円と試算している。

 2日の終値は、前日比120円高の4815円。

提供:モーニングスター社

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