8日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、110円台半ばで方向感を欠く展開か

為替

2021/7/8 8:48

ドル・円予想レンジ:1ドル=110円20銭-111円00銭

 8日の東京外国為替市場のドル・円は、1ドル=110円台半ばを中心に方向感が出にくい展開となりそうだ。

 7日の米国時間では、米長期金利が一時1.3%を割り込み低下。ドル・円は一時111円50銭まで下押しした。注目された6月FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録は早期テーパリング(量的金融緩和の縮小)が意識される内容だったものの、政策変更には慎重であるべきとの意見も根強く、為替へのインパクトは限られた。

 8日東京時間では、FOMC議事録通過後の材料不足の中で、方向感が出にくく、ドル・円は110円50-60銭近辺でもみ合うものとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:6月都心オフィス空室率、6月景気ウオッチャー調査、5年国債入札

米国:5月消費者信用残高、新規失業保険申請件数

その他:マレーシア金融政策決定会合、ポーランド金融政策決定会合、ブラジル6月拡大消費者物価指数、メキシコ6月消費者物価指数

提供:モーニングスター社

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