8日の東京外国為替市場=RBA総裁ハト派発言受けた豪ドル・円の下落にドル・円ツレ安

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2021/7/8 15:01

 8日の東京外国為替市場でドル・円は、さえない展開となった。

 前日7日米国時間に公表された6月FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録は、新味に欠けドル・円にとっては無風通過の内容。この流れを受けた8日東京時間は、日経平均株価が売り先行から終日マイナス圏で推移する中、ドル・円は1ドル=110円50銭を挟み、もみ合いが続いた。

 午後に入り、ロウRBA(豪準備銀行)総裁が講演で、豪州は24年まで利上げできる環境にはならないとの見解を示すと、ハト派的との見方から豪ドル・円が下落。材料の乏しかったドル・円はこれにツレて一時110円20銭近辺まで下押しした。

 15時現在、110円27銭となっている。

提供:モーニングスター社

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