日経平均は198円程度高、きのうの地合いが継続し対ドルでの円安も支えのもよう=13日寄り付き

 13日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比198円程度高い2万8767円前後で推移する。午前9時16分には、同237円08銭高の2万8806円10銭を付けている。きのう12日に大幅反発した地合いや、12日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数が続伸し、両指数とも連日で史上最高値を更新したことなどから、買いが先行。外国為替市場で、ドル・円相場が円安方向にあることも支えとなっているもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比155円高の2万8655円だった。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株が上昇。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も高い。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、中部電力<9502.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株も堅調。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株も上げている。

 個別では、ライク<2462.T>、タマホーム<1419.T>、多木化学<4025.T>、コスモス薬<3349.T>、システムソフト<7527.T>などが上昇。半面、ダントーHD<5337.T>、インターアク<7725.T>、学情<2301.T>、ローツェ<6323.T>、タムラ製<6768.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=110円台の前半(12日は1ドル=110円04-06銭)、1ユーロ=130円台の後半(同130円70-74銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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