15日の東京株式市場見通し=模様眺めムードが広がりそう

国内市況

株式

2021/7/15 7:47

 予想レンジ:2万8400円-2万8700円(14日終値2万8608円49銭)

 15日の東京株式は、模様眺めムードが広がりそうだ。きのう14日の日経平均株価は、朝安後に下げ渋る動きをみせたものの、4-6月期決算発表の本格化を控え、手がかり材料に欠けることもあり、戻りは限定的だった。現地14日の米国株式市場で、NYダウが反発した一方、ナスダック総合指数は続落するなど、まちまちの動きだったこともあり、指数寄与度の高い主力銘柄を避け、値動きの軽い中小型株への物色が中心になりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(14日は110円50-51銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同130円22-26銭)と小動き。14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、三井住友<8316.T>、JAL<9201.T>などが、14日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比25円安の2万8515円だった。(高橋克己)

 15日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・13:30 5月第三次産業活動指数

・日銀金融政策決定会合(16日まで)

・決算発表=ウエストHD<1407.T>、マネーフォワード<3994.T>、ベイカレント<6532.T>、ファストリテ<9983.T>

【海外】(時間は日本時間)

・11:00 中国4-6月期GDP、中国6月小売売上高・工業生産・都市部固定資産投資

・21:30 米6月輸出入物価、米7月NY連銀製造業景気指数、米7月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米週間の新規失業保険申請件数

・22:15 米6月鉱工業生産・設備稼働率

・米独首脳会談(ワシントン)

・決算発表=モルガン・スタンレー<MS>、USバンコープ<USB>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ